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ブログ洗練された「簡素さ」、基礎的技術の「エスプリ」、日常生活の巧みな「並列」
これを目指すmutsuko shimazuのブログです。

王妃   チョコレート   島津睦子ケーキングースクール

2014121512246.jpgストックホルムに初めて行ったのは クリスマスシーズン・・・ 繊細な金細工に魅かれ購入したオーナメントは大事に今でもリビングに飾っています。

ストックホルムからは ノーベル賞関係の話題が次々届きます。

落ち着いた街並み 受賞式の行われるコンサートホール 晩餐会が華やかに広げられる市庁舎etcの映像に 街の色・音・匂い・風・空気などを思い出しました。
王妃の隣席で笑顔を絶やさず会話をされる 天野教授の話が聞こえてくるように思えます。南アフリカ・慈善事業などの会話だったそうですが あらゆる 能力を備える3人の物理学者の姿は 年末を明るくLEDのように照らしました。

島津製作所の 田中 様  京都大学の山中教授 のノーベル賞受賞の時に 本当のメダルとそっくりなノーベル賞チョコレートが私のところにも回ってきて ブログや教室で皆さまと味わい 楽しみましたネ

晩餐会のメニューは如何にも北欧らしく感じました。
デザートの「ブラウンバターのスポンジ」は好きなスポンジの1つなので早速焼きました。焦がしバターの風味はシンプルだけに品良い美味しさ・・あの晩餐会で出たスポンジと比べてみたいと ちょっと思ったりもしています。

前菜の「タラバ蟹とえんどう豆の寄木細工風にはレモン風味のピクルスが入り カリフラワーのクリームスープかけとともに魅かれます。
これからのシーズン 蟹の美味しいものが日本でも手に入りますから ぜひ 試作を重ねてみます。

来期のメニューに入るかも知れません「晩餐会のおもてなし・・・」

ご家族も正装をしての素晴しい晩餐会・・・立派な後継者が日本で育たれていることを
拝見し心嬉しい師走です。
 


 

壁どん!   17歳    島津睦子ケーキングスクール

20141128142917.jpg「壁 ドン!」

そんな雰囲気に浸った気分!!!!!!

手づくりの ドアリース を届けて下さるようになって 何年目になるでしょう・・・・

今年は 何か 力と愛 がぐっと!加わった雰囲気がしたのです。

色はシックで 深みは増し 地味なようではあるが寂しくはなく慈悲の祈りも深く

大人の 「壁 ドン!」を見ながら クリスマスまでの教室のデコレーションをあれこれ思いしばし立っていたら
顔見知りの17歳の若者が「何してんすか?」と声を掛けてくる。
左耳にはピアス・ ショートの髪の1/3はゴールドのメッシュ

15:30分になると「失礼しまっす!!」と職場を後にする定時制高校に通う職人見習さん。

若者から流行り始め 除々におじさまにも浸透してきているらしい「壁 ドン!」についてぜひ聞いてみましょう・・と思いました。

「良いでしょう・・・このリース 迫力があるでしょう・・・大人の 壁 ドン!てこう言う落ち着きなのかもしれない」と私。
 

「 自分は 壁 ドンはしないっす」と 彼は言う。「あれは勇気が要ります。その勇気が無いから・・・」
「勇気って???????????????」ゆっくりと彼の話を聞くと分かりました。
「壁 ドン!」をしたらどうも次はKissをしなければいけないらしい・・・彼は3回くらい「壁 ドン!」をしたけれど・・・・・・・
だから 「好き 」はメイルやラインで良いっす・・・。

それで よーし!    「性格の良い・健康な女の子と恋をしてね!」


「17歳!!青春なのだ」と  心から若さを感じ何だかハッピーな気分になりました。
クリスマスがこうして小さい歩みで近づいて来ました。
 

 


 

 

想い     会話     島津睦子ケーキングスクール

20141116212415.jpg 個展の タイトル は 何にようかしら?!・・・・・
と  考えていらした 夢見るような 幸せな時間に思いを馳せました。

 成城 で開かれた 個展の案内状です。

北欧の機織り・編み物・刺繍 の大ベテラン作家なのです。
優しい書体の「糸への想い」のタイトルに 全てが凝縮されているように感じます。

ご自分の身の丈を上まる様な機織り機にヨーロッパの素敵な糸ばかりで織り上げる醍醐味はきっと想像以上のパワーが必要なのでしょう・・・・・・が控えめに話されます。
個展の会場で拝見した作品には温かな「心」が詰まっていました。

今月 11月に「米寿」の誕生日を迎えられる私達の教室の1番年長の生徒さんでもあります。
82歳の時に入学され・・今は マイスタークラスです。
必ず自宅でパンを焼き  お孫さんに送られるそうで スマホを駆使してのパンのやりとりを見せて頂くと 焼きたてのパンの香りまで感じられます。

 クラスメイトにも大きな刺激になっている様子です。

先輩の知恵や経験は大切な文化の継承に繋がるでしょう・・・
 




 

 

其処のけ 此処のけ    ドイツ菓子    島津睦子ケーキングスクール

2014117215914.jpg北海道に 雪!!  日本のあちこちの 山も薄っすらと雪景色!!のニュース。
ドイツでは
この季節になると パン屋・ケーキ屋の店頭には勿論! ショップ・オフィス・ホテル等に飾られる大小の
ヘクセンハウスはドイツの文化に忘れてはならないものです。

 教室でも マイスタークラスまで学ぶ方の修了証には{  ヘクセンハウス}をつくるのは必須科目なのです。

ケーキはパンが基本・・・・が納得できる ヘクセンハウス  皆さまの家庭に飾られたコーディネイトをフォトで拝見したいです。

毎年  緊張と期待とアイディアあふれた満足感は やはり 一軒の家を完成させた達成感に近いものがありますね!

1回目の授業 全員の方のヘクセンハウが美しく仕上がり拍手拍手!!!!
後は 壊れぬように「其処のけ此処のけ」で持ち帰る大事業がありますが・・・・
 

このヘクセンハウスを作る事から 教室のクリスマスへの楽しみが1つづつ増えていくのは楽しい時間です。
新年になって 1枚・1っ個と外しながら味わえば ドイツに根ざす食文化の深さと世界遺産の京都の懐石 共有していただければ 嬉しいです。

 

名無しの権兵衛 林檎   一押し    島津睦子ケーキングスクール 

2014102622252.jpgとても 美味しい 林檎発見!!!!!

作られたばかりの新種で  「名無しの権兵衛」
小ぶりで とてもナイスな大きさ!
最近は立派な林檎ばかりで1っ個を1度には頂ききれないのがほとんどですが
本当に嬉しいサイズ!

湯気が立っていそうなほど 生まれたてです。だから 「名無しの権兵衛」なのです。
何か良い名前はないかしら・・・・
きっと・必ず・ 人気の林檎にランクイン されます。
いえ この林檎を おいしい・・・と言わなければ( 美味しい)と言う言葉は今の辞書から消える・・・と言いきってしまえるほどの 味なのです。

取り寄せて見ます。皆さまに味わっていただきたいから・・・・・
でも もう まぼろし になってしまった などと言われないように 願います。
 

今 この原稿を入力しながら 「あアー早く リンゴ・・・・」

今年1番の新発見の美味でした。あと2カ月の間に他が現れないのを願います。
美味しいの偏差値が高くなりすぎるのも心配なのです。

収穫祭   なまはげ   島津睦子ケーキングスクール

2014124115510.jpg散歩の度に 所々 色ずく葉が増し 静かな秋の移ろいを楽しむ毎日です。

光り立つ粒から立ちこめる新米の香り・・・一塩のかますに絞る かぼすの爽やかさ・・・

菊の花としめじ茸の和え物の優しい味・・・秋は 収穫の時期だと 強く感じますね。

10月31日はハロウィンの日!

大きなかぼちゃが街に並びます。

今から かぼちゃをくり抜きハロウインに間に合わせたいと友人に言われ 今日は5つも作って来ました。
かぼちゃのお尻を真直ぐに切落とし 中をくり抜きます。形を良くみて 凸凹に合わせ目と口を鉛筆で描きます。切落としたものは後で中に入る蝋燭の台座に使いますので蝋燭の大きさに合わせて切っておきます。
表情を付ける目と口は小さなナイフなどで切り取りますが完全に切らず少し皮を残すと中に蝋燭を灯した時に濃淡が出てムーディーです。
切り取ったかぼちゃは出来るだけ乾燥させたほうが良いです。

ここ10年くらい ハロウインの日にはコスチュームを付けた子供たちが吉祥寺の街を歩き 家を1軒1件回ります。姿が可愛く 私もクッキーを用意して渡します。


悪霊を追い払う  なまはげ・お盆の送り火・迎え火・焚火なども似たものではないかとも思うので 日本的には秋の収穫を祝い感謝し「収穫祭」と言ったほうが良いなと私的な願いです。

 


 

 

 

パンの女神   スイス   島津睦子ケーキングスクール

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爽やかな季節!になりました。
時間を見つけ存分に秋を満喫したい・・・・
予定がたくさんな スケジュール表をみるのも楽しい......

芸術.....は長く  人生は短し の「語」が 何と無く 胸に響く10月
展覧会を2つ堪能しました。
その中に フェルディナント・ホドラーの絵を見つけとても嬉しいでした。
ヨーロッパに居る間 アルプスを色々な方面から見ていましたので  スイスの美しい風景を ぜひリビングに飾りたいと画廊探索が楽しみでした。
スイスの画家 フェルディナント・ホドラーはとてもたくさんのスイスの風景画を描いて高名です。
が 人物や物は「パラレリズム」と表現される手法で描いているのが多く 一目でわかります。(平行主義)と呼ぶ ・・・・人の動きや生物を繰返し描く画面にはとても人間のリズム感を感じると私は思います。

そして 今期から教室の玄関に掛けられた「パンの女神像」・・・・・
これこそ 日本のフェルディナント・ホドラーと改めて感激して見ています。

注意しますと今年はスイスの文字が色々な処で見かけますね
国交樹立150年記念なのかもしれません。
 

久しぶりの展覧会に久しぶりの出会いがあり久しぶりの味にも満足の素敵な1日でした。

 

バカラ!!    師匠   島津睦子ケーキングスクール

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しばし見とれてしまった この太陽一杯浴びたような わくわく感!

昨今 日本の各地方で 頑張る若手農産業従事の人達の話題を聞く機会が増えています。 仕事柄 情報も多くいただき 役立つことは 教室でも取り上げたりするのですが 今回 の
この「BOX」・・・・インパクトが強かった!本当にあのバカラの赤なのです。

「Box」の赤色の美しい事!質の良い事・・・クリスタルワイングラスを柔らかなナプキンでくるんでプレゼントしたくなるような上質さなのです。
プリプリのトマトが大中小と顔を出してくるのですが そのしっかりとした 存在感が 初経験!

絶対 若者が作っているのだと私は決めています。

墨色ラベルにはゴールドで「粋」と書き 薄桃色ラベルには切なげに「恋」の文字・・・・
中身は100%フレッシュトマト!というよりは200%の味のボトルです。

これを毎朝 気に入りのショットグラスでいただけば 1日は爽快!になるに違いない・・

「トマトでこんなにインパクトを受けるのは何故???」と1週間考えていました。

結論は 「生産者の 熱い思い」がこの「Box」に本当に込められているのだと」

頑張ってネ! 会ったことのない作り手に エールを送ります。この1箱にこれだけの思いを込められるのは生半尺なことではないですよ・・・・

嬉しいですね 日本の中にこうした若い後継者が居ることが・・・
そして   この「Box]の感覚を直近の師匠とし新鮮な気持ちで、私は伝統を引き継いでいきます。

 


 




 

   マイスター   島津睦子ケーキングスクール

2014929101614.jpg9月が過ぎ 新学期の慌ただしさも落ち着き始めました。

今期もたくさんのメニューで皆さまとの勉強時間を楽しみにしています。

今月 肉料理には季節の梨をふんだんに使って見ました・・・
バルサミコとマディラ酒で 秋から冬のおもてなしが楽しんでいただけますでしょう・・梨は林檎に変えるのも季節を表して素敵です。

其の肉料理には 如何ですか・・・「満月」とよばれる 大きなこのパンを!

「パンを主役」と心懸けながら やはり パンと料理 その両方が1つの 味を作り上げてこその食事ですね・・・

文化を感じるパン教室でありたいと楽しんでいるだけに
「料理も楽しみ !!」 と 言っていただくと  我が 胃袋の胃壁が 美しい地層模様を醸しているような場面が浮かび  学生時代から経験してきた数えきれない「食」の歴史を刻む胃袋を愛おしく思います。

食べることは太古から 現実そのものですもの 「正しい食 」は人そのものだとは思われませんか?

これからは美味しいものが次々と登場します。美味しい野菜をいただけばそれで天然酵母も取り出せるし・・・忙しい 季節  師走に向かうとは こう言う事??

この手をのばせば    万葉集   島津睦子ケーキングスクール

2014922221642.jpg毎朝 「合歓の樹」を見るのは 小さな心良い幸せ・・・

 のんびりとした名前も好き・・  譬える言葉がなくても 何か感じるものが皆にありそうな優しい緑の葉は夜になると 手をあわせるように葉をたたみ 眠ります。

甘い香りとふわふわの美しい花が過ぎ 今はマメ科を証明するかのように エンドウ豆のような莢が膨れ初めています。
3~4日で紅色になり、 まるで クリスマスオーナメントのようにぶらさがっているのも楽しい・・

初めてこの花ことばを教えてくれたのは ドイツの学校の同級生
{この手を伸ばせば・・・}と云うんだよ!と
毎日懸命に勉強をしていた私の心に その花言葉はとても希望に満ち 力強く響きました。

日本に帰国して知った 芭蕉の句や万葉集に詠まれている 合歓の樹  は もう少し妖艶な印象 ですが
私は ドイツで聞いた 歓喜・想像力につながる同級生の花ことばを信じています。
もしかして ドイツ語の未熟さで 勝手に一人納得していたのかもしれないけれど

でも
毎朝 見る合歓の樹はやっぱり {この手を伸ばせば・・・}
明るい1日の始りです。